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ガラガラガラ


誰だろう、こんな夜中、に?


「こんばんは。
華奈子、ちょっといいかな?」


突然の訪問者は高成さんだった。


正直、もううちに来るとは思っていなかった人だから、私の驚きは並のものじゃなかった。


「……はい。」