教室について
チャイムがすぐに
なった。
「はーい。席つけー」
先生の声で一斉に
みんなが散る。
黒板を確認して
あたしも席につく。
あたしは
窓側の一番後ろ。
隣は知らない男子。
寝てる…
変な人。。。



香乃は佑チャンと
前後らしい。
仲良くお喋りしてる。


ふぅ…
あたしも寝よっかな。

「ねぇ」
隣の男子が急に
話しかけてきた

「え?あたし?」

「ん。君。なにチャン?」
低くて落ち着いた声。

「あ、えと亜澄、です。
水瀬亜澄!!!!」
男子はあんまり
得意じゃない。
必要最低限しか
話したくないのにな…

「ふーん。
水瀬、、、水瀬、、」

こいつ、人の名前で
なんか考え事してる?
意味わかんないし、


「ぁ!!わかった☆
みなチャンね!!
あだ名!!
よろしく(^^)/」
           これだけ考えて
結果これかよ。笑
           「あ、はぁ。
君は?名前?」



「俺?
んとね、壱亜!!
瀬戸壱亜(セトイチア)!!
いっちって呼んで!」

ニカッて笑う顔が
人なつっこくて
可愛い。


「いっちね。よろしく。」


「でさ。
みなチャン、、、香水
angel☆heartっしょ?」
は?今知り合って
それですか笑
まあいっちらしいな

「あ、うん」

「やっぱな!!
俺はメンズ版の
lion☆heart
だからわかるんだ笑」

その笑顔で
髪を触られた。
反則でしょ
それ。
ドキドキが
止まらない…