大好きな君へ


早くも冬休み・・・・。

今日は、あの約束の日。

結局、あの日曜日は藤宮が予定入っちゃって冬休みに。

今、あたしはというと・・・・。

服選び。だって、集合時間が11:00からだから、まだ余裕!

そう思って、時計をみると・・・。

10:25・・・。

げ・・・やばす。急いで選ぶ。

これでいいや。そういって出した服は・・・。

長袖の良くわかんないブランドにスカート、そしてその下にタイツ。

いかにも、てきと~。

いいもん。動きやすい服?で。

そして、顔あらったりなんだりして、ちょうど10:50。

「おかーさーん!行って来る!」

「あんた、お金大丈夫?」

「あ、ちょうだい。」

「はい。二万。」

「さんきゅう!」

「いってらっしゃーい!」

「帰る時間になったら連絡する~。」

「あいよー!」

わたしは、待ち合わせ場所のスクーターと言う店に集合。

あ・・・、来てた。

「ごめん。」

藤「いや。俺も今来たとこ。」

「そっか。」

藤「うん。」

「どこ行くの?」

藤「秘密。」

「えーそれじゃ、おごれないじゃん。」

藤「いやいや。橋本にはあれ、昼ごはんおごってもらうから。」

「え?じゃあ?」

藤「俺についてこいっつーの。」

ってか・・・これはたから見たら、彼カノみたい・・・だよね。

しばらく、沈黙・・・。

いったい、どこにいくんだろう・・・。

藤「ついたぞ。」

そういわれたから、覗くと・・・・そこは・・・

「うそ・・・・まじ?」

藤「うん。まじ。おまえのぶんこれ。」

「あ、ありがとう。」