大好きな君へ


ー実紅ー

はーあ、さつき・・・。

早いなあ。くっつくの。

前から知ってたけど。

まあ、二人の行動見れば分かるし・・・。

ってか、顔に書いてありますよー!

ってかんじ。

はーあ、つか、なんでこんな仕事してんだ。うち。

「おーい。栗田!終わったか?」

「もう少しです!」

「そうか、ありがとな。」

「いいえ。」

-数時間後ー

「先生、終わりました。」

「おう、サンキュー!栗田はもう帰っていいぞ!」

「あ、はい。失礼します。」

そして、学校から出ようとした。

バッグに荷物をいれ、教室をでて、下駄箱へ向かう。

「はーー」

なんで、こんなにため息が出るんだろう。

と下駄箱を開け自分の靴を床に放り投げる。

ばたん。