キョウフノカクレンボ

「柵がある…!?」

そこには鉄の柵がついていた。

すると後ろから奇妙な声の歌が聞こえてきた。

「キョウフノカクレンボハジマルヨ
メデタイメデタイチノマツリ
マツリノサイゴハマッカッカ
アナタモワタシモマッカッカー」

「な、何…?この気味悪い歌は…」

「ハジメマシテ。池田サマデスネ?
今日ハ楽シイオ祭リデス。アナタガタニハ
カクレンボヲシテモライマス。
ルールハ簡単デス。朝ノ8時カラ始マリ、
夜ノ9時ニ終ワリマス。シカシ、1日ダケデハ
アリマセン。5日デス。ソノ間、アナタガタハ
私ニ見ツカラナイヨウニ逃ゲテ下サイ。モシ
見ツカッタラ…フフフフフ…カクレンボハ
明日カラデスヨ。フフフフアハハハハ……」

気味の悪い放送に子供たちが怖がった。

1度落ち着かせようと近くの家にと入った。

「ねぇ…お父さん、あの祭りって何?
さっきの放送と関係あるの??」

レミが聞いた。

暫くしてホクトが口を開いた。