春香。 本名、久保田春香(クボタハルカ) 俺の幼なじみで片思いの相手だった人。 『ただの幼なじみ。』 春香の声。 『なら別に問題ないでしょ。邪魔しないでよ。ね、和馬』 『え、あ、うん。』 『そうだね。アタシ邪魔だよね。ごめんなさい。』 『春香!!』 いつ思い出しても残酷な光景だった。 俺はただ、春香に振り向いて欲しかっただけなのに。 そんな俺のわがままが春香を苦しめちゃったんだ。