「黙れ、名前よぶなっつったろ」 次は男の声が聞こえてきた。 どうしよう…、ここ通らなきゃあっちの校舎に行けないじゃん。 私は混乱した頭を抱え込みそこにしゃがんだ。 「うぁあっ……、りんっ……!」 「うざ……、萎えた。 ヤる気失せたわ、どっか行け」 「ぇ……!? り、りん?」 「呼ぶな、きっしょい。はやくどっか行け」 その低い声を聞いて女の方は怯えて急いで階段を下りて行った。 お、終わった……? 耳を塞いでいた手を取り、目を開けてみると目の前が真っ暗だった。