俺は学校が終わり家に帰る。

部屋に入り、ドアを閉める。

泣いた。

俺は泣いた。

しょうがなかった。

しょうがなかったんだ。

母に迷惑をかけたくない。

また停学にでもなれば進学なども危なくなる。

自分を守る為しょうがなかったんだ。

だが歯がゆい。

くやしい。

担任の顔を思い出すたびイライラしてしょうがない。

このまま学校生活を送るのか。

学校に媚びて・・・。

担任に頭を下げ続け・・・。

俺の目の前には絶望しかない。