俺はカバンから課題や反省文を出した。

課題はやっていないが。

もう担任がくるだろう。

俺の心は落ち着かない。

クボタもそれに気づいたのだろう。

「頑張れよ」

そう言ってくれた。

その時のクボタの顔はカッコ良かった。

ガララララ。

ついに担任がきた。

すぐさま俺に気づく。

俺をじっとにらんでくる。

俺もにらみ返す。

だがこれではダメだ。

俺は目をそらした。