六日目。

停学も今日と明日で終わりだ。

そう考えるだけでやる気が出る。

反省文は五十枚以上書けている。

もう半分は書けた。

自分でも驚いた。

やればできる子だと、自分で自分を褒めたい気持ちになる。

ラストスパートだ。

課題はもう完全に諦めている。

反省文のみ。

坊主頭と反省文で勝負しかない。

俺は叫びたくなる気持ちを、必死に抑えながら書き続けた。

時にはペンを噛み、時には脚を強くつねり、時には机を叩き、時には枕を蹴り飛ばす。

耐えるしかないのだ。

肉体の苦痛と精神の限界を超え、俺は書き続けた。