数日後、俺の処分は決まった。

停学。

それも一週間。

重たいものだった。

今まで、何度か知り合いが停学になったりはしたが、三日程度。

俺はそれ以上の処分だったのだ。

これで俺は、一週間学校には通えない。

自宅からは出られない。

家にちゃんといるかどうか、担任が確認の電話を毎日三回するらしい。

おまけに家で遊んでいるだけでいいわけではない。

山ほどの課題が出され、それをやらなくてはない。

勉強漬けだ。

それプラス、反省文百枚。

馬鹿げている。

原稿用紙百枚も反省文なんて書けるわけがない。

きっとただ苦しめたいだけなんだろう。

母は辛い顔をしていたが、父はいつも通りだった。

きつい一週間が始まる。