俺は勝ち誇った顔でいた。

担任は何も俺に言えないで反省している。

そう思っていた。

「分かんねえ奴だなあ」

担任は一転、目をギラリと光らせそう言う。

尋常な表情ではない。

瞬間、俺はヤバイと思った。

「・・・・・」

声が出ない。

担任の殺気にやられてしまっている。

ガン!!

担任は机を蹴飛ばした。

俺の脚に机は当たる。

痛くはなかったがひどく俺は同様した。

「本当はな、ぶん殴りてえところだが、教育委員会とかPTAとかうるせえんだよ。お前はマジでただじゃおかねえからな。ああ!!」

担任はそう言った。

ついに本性を現した。

ドガッ!!

担任はもう一度机を蹴飛ばし、部屋から出て行った。

俺の脚はジンジンと痛んでいた。