休み時間も終わり、体育館に行く為、廊下に並ぶ。

もう少しで計画だ。

時間をかけ、慎重に計画をたてた。

待ちに待ち焦がれた今日という日。

他の連中がベラベラと喋っている中、俺と斉藤とクボタは全く口を開かない。

喋りたい気分ではないのだ。

何も言いたくなかった。

計画に参加する他の連中も同様だろう。

「よーし行くぞ~」

担任が言う。

みんなが列で動き始めた。

体育館の前に行く。

まだ開かないようだ。

俺は深呼吸した。