俺たちの反抗

「学校をぶっ壊すんだろう！！歴史を変えるんだろう！！」

斉藤は怒鳴り散らした。

ものすごい気迫だ。

みんな腹は立つし、意味が分からないが、何も言えなくなってしまった。

しかしクボタが口を開く。

さすがだ。

「俺はそのつもりだよ」

クボタは捨て台詞のように言う。

「そうだ」

斉藤は何か一人で納得して言う。

俺は辛抱耐え切れなくなった。

「分かりやすく言えよ斉藤！みんなお前みたいに頭がいいわけじゃねえ！」

俺は無意識に叫んでいた。

斉藤に向かって。

叫んだ後に後悔した。