俺様執事に全てを奪われて

「ちょ…待って、触るな
んっ、だ…め、だってば」

わたしは元の手首を掴む

元の指が、わたしの身体に快感を与え始める

本当に駄目だ

わたしはもう元に振られたくないんだ

そういう関係になったら、また振られたときに立ち直れないだろ

だから、やめてくれ

「詫びたら止めてやるよ」

「ご…ごめん」

ふぅっと元が息を吐くと、わたしから指を抜く

「んんっ」

わたしは元から離れると、布団の中に身体を入れた

元は濡れた指をじっと見つめてから、ティッシュで拭いた

「今の俺は嫌いか?」

「え?」

「電話で言っていただろ?」

「あ…」

わたしは布団の中に潜った

そういう真面目な話は苦手なんだ

「あ、おいっ」

元が、布団をはがそうとする