俺様執事に全てを奪われて

産まれて初めてわたしは酒を飲んだ

見合いが決まった夜

誰にもばれないように梅酒の缶を買い込んで、一本ほど飲んだ

聖子の息子・聖一郎に抱かれずに済む方法を考えているうちに

苛々してきた

ネットで聖一郎の教室を調べて、どんな奴かリサーチ

それからまた計画を練って

ない頭を振りしぼって考えているうちに

酒が飲んでみたいと思った

だから元にばれないように外出をして…梅酒の缶を開けた

バレてないと思ったのだが…