携帯は、床を滑って愛子の足もとに転がった
愛子が液晶を見る
ふっと微笑むと、嬉しそう顔をする
そ…その顔は、元なのだな?
やっぱり元が電話してきたのだな?
ほら、言ったじゃないかっ
電源を入れるなり、元が電話をしてくるって…
ああ、もう駄目だ
ムリ
絶対に無理だからっ
「あ…通話中になってるよ」
愛子が明るい声で言ってくる
「ええっ?
誰…だれ、誰から?
…てか、愛子が代わりに電話に出ろよぉ」
私は私の枕にしがみついた
今は、話せない
元と話すなんて、できない
無理だ
そういうのは苦手なんだ
馬鹿な会話ならいくらでもできる
でも…真剣な話ってわたしには無理だ
「私が出て、どうするのよ
ほら、電話だよ」
「嫌だぁ…無理ムリむり!
絶対に無理ですからぁ…わたしが電話に出たら、大地震がくるよぉ
天変地異になる
悪魔が目覚める」
「…いや、それはナイから」
愛子が携帯を拾うと、わたしに差し出した
愛子が液晶を見る
ふっと微笑むと、嬉しそう顔をする
そ…その顔は、元なのだな?
やっぱり元が電話してきたのだな?
ほら、言ったじゃないかっ
電源を入れるなり、元が電話をしてくるって…
ああ、もう駄目だ
ムリ
絶対に無理だからっ
「あ…通話中になってるよ」
愛子が明るい声で言ってくる
「ええっ?
誰…だれ、誰から?
…てか、愛子が代わりに電話に出ろよぉ」
私は私の枕にしがみついた
今は、話せない
元と話すなんて、できない
無理だ
そういうのは苦手なんだ
馬鹿な会話ならいくらでもできる
でも…真剣な話ってわたしには無理だ
「私が出て、どうするのよ
ほら、電話だよ」
「嫌だぁ…無理ムリむり!
絶対に無理ですからぁ…わたしが電話に出たら、大地震がくるよぉ
天変地異になる
悪魔が目覚める」
「…いや、それはナイから」
愛子が携帯を拾うと、わたしに差し出した

