俺様執事に全てを奪われて

わたしはワンピースを脱ぐと、キャミとスカートに着替えた

少しヒールのあるサンダルに履き替えると、籠のカバンを持って部屋のドアを少し開ける

廊下に誰もいないことを確認してから、わたしは部屋を出た

メイドだろうが、使用人だろうが

誰かに見つかれば、すぐに元のところに情報が行ってしまう

まったく

わたしに味方してくれるやつはいないのかっ!

みんな元を崇拝してやがる

わたしは人の気配を敏感に感じ取りながら、外に出ようと試みた

表門には、防犯カメラがあって、警備の目があるから

裏から行くぞ!

裏は従業員しか使わないから、警備の目は薄い

わたしって頭いい!

…ってふつうに思いつくかぁ

そろそろと裏庭に出ると、わたしは裏門にむけてダッシュしようとした

よしっ

これで外に出られるぞ!