俺様執事に全てを奪われて

「なんか、胃がむかむかした」

「もしかして…ってことはない?
生理きた?」

愛子の言葉にわたしははっとした

「あ…いや
そういえば、きてない、かも
忘れてた…が、かなり遅れている気がする」

わたしは下腹部に手を置いた

え?

本当に?

「海に行ったときに、生理になったんだよね?
なら、もう終わっていてもいいくらいじゃない?」

「だよな…ってことは?」

「そういうことでしょ?
覚えはある?」

聖子の家で飲んだお茶を思い出す

覚えがありまくりすげて…思い出したくない

「覚えはある…てか忘れたい」

「なら…妊娠してるんじゃない?」

愛子がクッキーをぱくっと口に入れる

その甘い香りに、わたしは胃がむかむかしてきた

元の子が…ここにいるのか?

本当に?

今回は確実か?

生理前にただ気持ち悪くなっているだけ…とか?