俺様執事に全てを奪われて

元がベッドに座った

「確かにこれは乙葉の好みとは違うな
だが、我慢しろ
乙葉のご両親が海外に行ったら、新しいのを用意してやる
今は、両親を愛を笑顔で受け取れ」

え?

元が口もとを緩めて、わたしを見つめた

もしかして

母の言うことを、聞いていたのは…相性があっているのではなくて

母の望むとおりに

元が返事をしていたってこと?

「元はいつまで執事でいるんだ?」

「あと2年だ
2年したら、父のもとに戻る
そういう約束をしている」

わたしは起き上がると、ベッドに座った

ぽよーんという感触に、背筋に寒気が走った

「2年したら、わたしはどうなる?」

「この家から父の会社に通うか…
もっと近い場所でマンションでも買うか?
どっちか…かな
乙葉はどうしたい?」