俺様執事に全てを奪われて

「いいじゃないか
なんか食べたくなったんだよ!」

「金がねえのにかよ」

うっ、そこは突っ込むなよ…

いつも持ち歩いてないから…つい、忘れるんだよ

金のことなんて

「金がなくても……お、おごってくれるっていう融資者がいてくれた!」

「とりあえずこれを着ろ」

元が手に持っていた上着を肩にかけてくれた

「体を冷やすな」

「え…あ、うん」

わたしは上着のそでに腕を入れる

「有栖川、一度帰って
愛子の身体を温めてからでもいいか?」

「ええ、いいですよ」

有栖川が笑顔でうなずいた

…癒しだ!

有栖川は癒しの神だっ