冬休みが明けた朝。

私は麗菜と会い、麗菜を励ますために学校へ向かった。

私がこんなに麗菜をかばう理由は、麗菜があれから、何回も何回も謝り、私のために涙を流してくれたからだ。

私にとって麗菜は、今は親友という存在だった。



私が学校に着いた頃、校舎は騒がしかった。

下駄箱で不思議に思いながら裏庭の人だかりに目をやる私のところに、隣のクラスにいる、幼なじみの佐渡優花(サワタリ ユカ)が飛んできた。

優花は息を切らして。

「…れ…麗菜…ちゃん…が……」

「…麗菜がどうしたの!?」

「…麗菜…ちゃん…が…」

「うん、麗菜が?」































「…飛び…降りた…」