いや…
何でもなくないでしょ。




無言で見つめていると拓斗も観念したようで、





「…愛莉と一緒に寝れないのがイヤだったんだよ」



聞き取れるか聞き取れないかの声で呟いた。





「そんな…こ…とで…？」



拓斗の言葉を聞くと恥ずかしくなって俯きながら言った。