なんか絶望感が襲ってきて

気がついたら
自分の教室の自分の机に
つっぷしていた。


「あ、綾女?」

美佳が驚いたような
困ったような声を出した。



いけない。
心配かけちゃダメだ。


「ごめん、美佳ッ!!
なんでもないよ。」


「いや…。なんでもあるでしょ。」


どうしたんだろう。

別に悲しいことじゃない。

あたしが変わったのと同じで

大地も変わっただけなんだ。