私は小走りで1年生の教室へ向かった。


まぁ…単純な私は1年生の教室に行けばすぐにあの人が見つかると思ってたわけですよ。

「…あれ?」


1年、全4組

あの人のクラスは知らない。

名前も知らない。

「どーしよう」

それにしても視線が痛い


とりあえず私は1組ずつ覗いていく事にした。

1組を入口から覗いてた私は相当邪魔だろう。


「ちょっと、邪魔なんですけど」

あ…

言われちゃったよ

「ごめんなさい…」

ふと振り返ると私の後ろに立っていたのは…