「コラぁっ!遅刻すんなぁーっ!」


藤原春菜、高2。
いつも遅刻者を説教する役目を任され2年。


「あーっ、ったくガキは足が速いんだから…」


「でもそのくらい速ければ警察とか向いてんじゃない?」



親友である葵の衝撃発言に戸惑った。