「もしもし!!」

「うわっ、早ぇ~。起きてたの?」



「うん。なんか電話来るような気がして…って陸こそ何やってたの!?ずっと電話待ってたんだよ!」

「ごめんごめん、仕事忙しくてさ~。今から出られない?」




気持ちは、どんどん高鳴る。

迷うわけが無い。



「すぐ仕度する」

「じゃあ、30分後にむかえに行くよ」