私の道 ―(実話)―

「梨華ちゃんって彼氏いるの?」

大ちゃんがまっすぐに私を見つめる


思わず目をそらした。



「うん…いるよ」


「ふ~ん、じゃあなんでそんなに悲しい顔をして答えるの?」

「えっ!?そんな顔してた?」


顔に書いてあるわけが無いのに

思わず自分の顔を触って確認した。




「俺が入る隙はない?」


大ちゃん?



「友達としてでいいから気が向いたらメールして」


お店のコースターの裏に
メアドとケータイ番号を書いて渡された。




その時
向こうの方で突然ナッチが泣き崩れた。