次の日

ベッドから起き上がる気力もなかった



歩き疲れた足は棒のように痛い






トントンッ


「梨華?お母さん出かけるけど、一人で平気?」


「…うん、行ってらっしゃい」




「ちゃんと、ごはん食べるのよ。なるべく早く帰るから」


「はーい…」


力無く答えた。