私の道 ―(実話)―

すぐに病室へと向かった。


二人一部屋だけど
もう一つのベッドは空いていた。



「あすかさん、無事で良かった!」

声をかけると、ベッドに横になっていたあすかさんは上半身を起こした。




そして冷たく睨みつけた。





「流産すればいいと思ったんでしょう!?」






―――――!!