私の道 ―(実話)―

突然、ドアが開いてあすかさんに突き飛ばされた。


背中を壁にぶつけて転んだ。



痛っ―――!!



「うるさいわね!!警察呼ぶわよ!!」

「私、玄関に落し物して…」


「もういい加減にして!!帰って!!」



立ち上がろうとした私をめがけて
あすかさんの右手があがった。


殴られる!!



そう思ってとっさによけた



殴る対象が急に無くなったあすかさんは、バランスを失って階段から一気に転がり落ちた。