私の道 ―(実話)―

「お待たせ♪」


腰にバスタオルを巻いて出てきた陸は、髪が濡れていてかっこ良さが増していた。




「じゃあ、私もシャワー…」

立ち上がろうとした瞬間、腕をつかまれて押し倒された。



「ちょっと…まっ…」


ディープキスされて
唇がふさがった。



「愛してるよ、梨華」


そう言われて抱かれると

今までの不安がウソのように安心する。




今、愛されてるのは私だけ…。

そう思えるから。




陸、そうだよね?

そう思ってもいいんだよね?



「私も愛してる」