旦那様は社長も①と②をあわせると750ページ近いお話になります。


②を書き始めてからなんと、1年半以上も経過しているんです。


①とは違い、②は実話も入っていてなかなか暗いシーンが多く気持ちも滅入ってしまい、体調を崩していたことも重なって、一時期更新をストップしていた時もありました。


もう本当に完結できないかもしれない。

そう思ったこともありました。


けれど、読者の皆様から温かい励ましのメッセージを頂いて、少しずつ復活し、こうして最後まで書き終えることができました。


長い間本棚に入れてずっと待っていてくださった優しい読者様。

本当にありがとうございました。


旦那様①を書き始めた時から、このお話は三部作にしようと、勝手にテーマを決めて執筆していました。


①は序章、②は“愛”と“命”をテーマに書いていました。


悠河と光姫のラブ度を楽しみにして下さっていた読者様には、逆に物足りない②だったかもしれません。


ですが、私が②で書きたいことは全部書いたつもりなので、自分自身ではこれでよかったんだと思っています。


夫婦はきっといくつもの試練を乗り越えて、絆を深めていくんだろうなと、

愛情を深めていくんだろうなと、


私はそう思います。


いつも笑ってばかりはいられない。


それがどんなにラブラブな夫婦だったとしても、必ず試練は訪れるのだと、母から聞いたことがあります。


だけどそれを乗り越えた時、誰もが羨む素敵なカップルになっているんだろうな……。


今の悠河と光姫が、①と比べて成長したな、夫婦っぽくなったな、


そう少しでも思って頂けたら嬉しいです。


二人の物語はいよいよ最終章へ突入します。


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