「2人で……一緒に頑張ろう?」
そう言って悠河に微笑むと、悠河がクスリと笑った。
「2人じゃないだろ」
「え?」
「美姫だっている」
「……」
「一番強力なオレたちの味方、忘れんな」
「悠河……」
最後のあたしたちの味方。
それはきっとどんな窮地に陥ったって、あたしたちを無敵にしてくれる。
「忘れちゃダメだよね、あたしが」
「当たり前だ。これ以上の味方は他にないだろ?……大丈夫。きっと、上手くいくから。何もかも」
「うん……」
それから2日後のことだった。
有栖川家の本家に呼び出されたのは――……

