「そうか……」 なんだか悠河の顔が沈んで見えた。 やっぱり今すぐ欲しいのかな、子供。 会長の命令だから? 「そうか」と呟いたきり黙り込んでしまった悠河。 なんだかイヤな空気が流れてる……? とても気まずい。 あたしはその空気を払拭したくて、本当は言うつもりなかったもう一つの理由を話してしまった。 今となっては後悔してる…… なんで話しちゃったのかって。 過去に戻れるなら取り消したい。 あたしの一言が、結果的に悠河を余計に暴走させてしまうことになるなんて……。