ーーーーーーー
ーーーー…
「はぁはぁ……」
すっかり息が上がってしまったあたし。
あの後けっきょく7回も、暴走した悠河の餌食になってしまった。
こんなこと、大きな声で言えやしない。
“葉山光姫”のイメージが崩れてしまう……。
呼吸が上がったまま、チラッと視線を横に向けると。
いつの間にか悠河が、満足そうな顔をして眠りについていた。
「何よ、自分だけ。満足そうな顔しちゃってさ……」
どんな憎まれ口を聞いたって、つい顔が緩んでしまう。
こんな無防備な悠河は、すごく可愛いから。
あたしはそっと悠河の頬にキスをした。
いつもならこれで起きるのに今日はピクリとも動かない悠河。
「そりゃ疲れるよね……あんなに……ッ、あたしも寝よッ」
また変なことを思い出しそうになった。
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「はぁはぁ……」
すっかり息が上がってしまったあたし。
あの後けっきょく7回も、暴走した悠河の餌食になってしまった。
こんなこと、大きな声で言えやしない。
“葉山光姫”のイメージが崩れてしまう……。
呼吸が上がったまま、チラッと視線を横に向けると。
いつの間にか悠河が、満足そうな顔をして眠りについていた。
「何よ、自分だけ。満足そうな顔しちゃってさ……」
どんな憎まれ口を聞いたって、つい顔が緩んでしまう。
こんな無防備な悠河は、すごく可愛いから。
あたしはそっと悠河の頬にキスをした。
いつもならこれで起きるのに今日はピクリとも動かない悠河。
「そりゃ疲れるよね……あんなに……ッ、あたしも寝よッ」
また変なことを思い出しそうになった。

