あたし達は、 小浦鈴さんに話を聞くために、カフェ“フラット”へきた。 …なんか、慶吾の様子が変。 え? なんでわかるかって? それは…… 好きだからよ……/// カラン、カランッ〜 いつものように、慶吾が話掛ける。 「…小浦鈴さん、ですね?」 「はい。そう……慶吾…?」 「…今回は、依頼の件でお話を伺わせて下さい。」 「…はい。」 あたしは、何かを感じた。 あたしの知らない、2人の時間のようなものを……