ここは、カフェ“フラット”


カラン、カランッ〜



「どこだ?あっ、…慶吾。あそこ。」




「…ふぅ、行くぞ。」


そう言って、慶吾は歩きだした。



窓際の奥に座っている、茶髪のボブヘアーの女の子へ向かって。