そう思いながらも 私は会場に入った 「あっ…優姫ちゃんはこっち」 そう言って 渚くんのお母さんは私の腕を引いて 誰だかわからない ご夫妻の前に呼ばれた 「こんにちわ…」 「まぁ、この方が渚くんの?」 「そうなの渚には勿体ないくらい可愛いでしょ?でね…」 お母さんはご夫妻の耳打ち際でこしょこしょ話・・・ まさかとは思うけど…