「な、なに?」 私は渚くんに手を引っ張られながら前の方に進んでいく 『今日は俺と優姫の…』 「「ご婚約おめでとうございますっ」」 クラッカーの音が 会場中に響いた 『こういうことっ』 「聞いてないよっ!」 『だって言ってないからな』