「春斗!久しぶり!」


あえて明るく振舞った。


「菜子?!想吾?!」


「久しぶりだな!」


「久しぶりーーー!元気だった?」


「元気だよ!あったりめーじゃん!てか、お前メールの一本ぐらいしろよ!」


「いやいや、色々忙しくて・・・」


春斗は美菜夏と拓夏を見た。


「美菜と拓でかくなったなー!」


「おじちゃん!美菜ね、いつもテレビ見てるよ!」


「そっか!ありがとね!」


「春斗さん!そろそろお願いしまーす」


「はいッ!」


春斗がイスから立ち上がったその時。


―ドサッ・・・・


春斗が倒れた。


「春斗?!ちょっ!想吾!救急車!」