「で、今日は何の用?」


「あんね・・・」


「あ、美菜と拓。お庭で遊んでらっしゃい」


「「はーい」」


「うちね・・・結婚することになった」


「「「は?」」」


お母さんとお父さん、私は口をそろえた。


「相手は?」


「芸能人・・・」


「ちょっと待って・・・。あんた芸能人って・・・」


「今、車にいるから呼んでくる」


そして、奈美は車に向かった。


「お母さん、お父さん・・・」


お母さんとお父さんは放心状態。

私の時はあんなに喜んでくれたのに?

やっぱし芸能人すげー・・・。

そしてすぐに奈美と婚約者が来た。


「おはようございますっ!奈美さんとお付き合いさせてもらってます、相川 春斗です。」


は・・・ははははは春斗ぉぉぉぉ?!?!?!

さすがに私も放心状態。

春斗は私の存在に気が付いていない。