メガネくんと私2

すると、後ろからふわっと腕がまわされた。

「えっ…?!」

気がつくとメガネくんに後ろから抱き締められていた。


「る、琉也?!」


「やべーっていうのは可愛くてヤバいって意味。そんなのもわかんねーのかよ。」


「……っ!!」


私の顔が一気に赤くなるのがわかった。


「そーやって、すぐ赤くなるとことかまぢでヤバいから。こっちは卒業まで我慢してんだから。…抑えきかなくなりそ。」


そう私の耳元でつぶやくと、突然私の肩をつかんでくるっと私の体の向きを変えた。