メガネくんと私2


「じゃあ…この指輪は…」

「…一年記念のプレゼント。あと…これからもずっとよろしくなっていう証。」


メガネくんはフッと優しく微笑んだ。

「…琉也…」

私は左手に輝く指輪をそっと触った。


「私の指にピッタリ。よくサイズわかったね。」

「夜な夜なお前の部屋に忍び込んでサイズのチェックしたからな♪」

「えっ?!全然気づかなかった…。」

だから最近、朝私のベットで一緒に寝てたんだ…。

いろいろ調べて準備しててくれたなんて…嬉しいな。



「…それにしても、お前の寝顔…ヤベーな。」

メガネくんがニヤッと笑った。

「う、うるさい!勝手に人の寝顔見ないでよ!!」


ぷいっとメガネくんに背をむけた。


さっきまでスッゴい嬉しかったのに〜!

やっぱメガネくんは意地悪だ!!