「じゃあ…この指輪は…」
「…一年記念のプレゼント。あと…これからもずっとよろしくなっていう証。」
メガネくんはフッと優しく微笑んだ。
「…琉也…」
私は左手に輝く指輪をそっと触った。
「私の指にピッタリ。よくサイズわかったね。」
「夜な夜なお前の部屋に忍び込んでサイズのチェックしたからな♪」
「えっ?!全然気づかなかった…。」
だから最近、朝私のベットで一緒に寝てたんだ…。
いろいろ調べて準備しててくれたなんて…嬉しいな。
「…それにしても、お前の寝顔…ヤベーな。」
メガネくんがニヤッと笑った。
「う、うるさい!勝手に人の寝顔見ないでよ!!」
ぷいっとメガネくんに背をむけた。
さっきまでスッゴい嬉しかったのに〜!
やっぱメガネくんは意地悪だ!!
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