「望。」 メガネくんに呼ばれ、顔をあげた。 「お前、目つむれ。」 「は?なんで??」 「いーから。早くしろ。」 私はしぶしぶ目をつむった。 …まったくいつもメガネくんは意味不明だ。 どーせまたいつものように目を開けたら誰もいなくて放置されてるんだろうな〜。 そうやってわかってるのに、しっかり言うことを聞いてしまう私も私だ…。 私はどこまでメガネくんに甘いのか… こんなにメガネくんの事を好きになるなんて思わなかったなぁ。 .