「いや〜〜〜〜〜〜!!!」

私は両手で頭を持ち、ぶんぶんと頭をふった。



「おい。お前大丈夫か?」


へっ?


聞き覚えのある声に後ろを振り返ると、メガネくんがリビングの入り口で呆れた顔して立っていた。

「お、おかえり…!」

「………ただいま。」


しーんとするリビング。


もしかして今の見られてた?

そしてメガネくんが沈黙を破った。


「…また妄想か?」

う゛…バレてる。

「…はい。そうです。」

私は否定することもできず、顔を真っ赤にして俯いた。





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