「はい、では終わります。
 礼っ。」

「「さよーならッ」」


先生の挨拶で終わり♪




早く帰んなきゃ!!

涼兄が待ってるっ♪



「ユズー、帰ろお♪」


「あ、サオリ。
 ごめん 今日急ぐんの。」

「そうなの?
 せっかく、こないだ新しく
 出来たクレープ屋に一緒に
 行こうと思ったのに…。」

えーっ、クレープ屋さん!?

行きたいけど…

今は涼兄の約束が大事。


「ごめん!
 涼兄と約束してるの。」

サオリはニヤけながら言った。

「そっか!
 涼さんとの約束じゃあ
 しょうがないなあ。」


ちなみに、サオリは私が涼兄が好きなのは知ってる。



「じゃあ、帰るね♪
 また明日っ」

私は笑顔で手を振った。

「うん!!! 明日はクレープ屋
 行こうね。
 バイバーイ」


私は、サオリと別れて
涼兄の家へ向かった。