借用書を見たら唖然とした。



「一億…。」



あり得ない程の金額…。



「嘘でしょ…。今の生活でもギリギリなのに…。」



あたしが高校通えてるのも奇跡なのに…。




それに加えて新たに事件が起った。



母の死……。



「ぉ…か…ぁ…さ…ん…グスッ…。」



病弱死だった…。



身内がいないあたしに残された物は、



大量の借金…。



全額返済日は2年後のクリスマス…。



その日、17才のあたしはキャバ嬢となった。



そして19才の今、あたしはNO.1キャバ嬢となった…。