今日から俺の女。



「ねぇ…あんたって止めてくれない?
あたし年上なんだけど…。」

「じゃあ海鈴な!俺は…。」

「祥君?祥也?」

「微妙だな…。」



祥君はちょっとな…。


祥也は……。



「祥也かやっくん。どっちかだ。」

「やっくん!?」

「家族にはやっくんって呼ばれてる。
で、どっち?」

「あ~じゃあ…祥也で…。」

「そう。やっぱ奏愛に似てんな。」

「何で?」

「親父と奏愛だけは俺の事祥也って呼ぶんだよ。」

「…奏愛…ちゃん?に嫉ける…。祥也の特別な存在みたい…。」

「ははっ!確かに特別だな。
でも海鈴もだかんな。」