俺様王子の恋愛事情【平凡彼女はシンデレラ番外編】


あたし…もう…無理なの…。



胸を揉まれて、足や太股を舐められて…。



「服邪魔じゃね?」

「切るもんねぇのか?」

「ミニのハサミならある。」

「出来した!!」



あぁ…。



終わった…。



諦めるしかない…。



「こいつ胸でけぇ~」



直で触れられた…。



冷たい…。



あたしの身体はずっと震えている…。



こんな風になったのも、アイツのせいだ。



あの父親のせい…。



真夜中じゃ助けも来ないだろう。



だから驚いたんだ。


あの声に…。




「何してんの?」